これはいいぞ、昭好、携帯網使い電力使用状況を「見える化」-月内にサービス開始
昭好、携帯網使い電力使用状況を「見える化」-月内にサービス開始
【さいたま】昭好(埼玉県八潮市、引場昭仁社長、048・999・3111)は、携帯電話のデータ通信を用いて施設の電力使用状況を“見える化”するデマンドシステムサービスを月内に始める。ソフトバンクモバイルの第3世代(3G)携帯電話網を活用し、変電設備と事務所のパソコンを接続。従来の電力線通信(PLC)や無線通信で不可能だった条件下でも導入可能にした。
機器はレンタルで提供する。利用料は通信費別で月額4000円前後からとなる見通し。工場や商業施設向けに展開し、PLCや無線通信と合わせて年間1000件以上の受注を目指す。
パルス検出器と通信機を一体化した独自の3G対応キットを開発した。変電設備内に設置し、電力使用状況を5分ごとに事務所のパソコンへ送信する仕組み。パソコン上には電力使用の実測値と予測値が棒グラフとして示される。節電目標を設定し、予測値が目標を超えると警報を発するようにもできる。
昭好のサービスはPLCか無線通信でデータを送っていた。だが変圧器が工場向けと事務所向けで同一でない施設など、PLCの導入が難しいケースがある。このため新たな通信手段として3G網を採用し、間口を広げた。引場社長は「3通りの通信手段を提供できる点と、レンタルなのでユーザー側の初期投資を抑えられるのが当社の強み」としている。
日刊工業新聞より
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