企業と学校をつなぐキャリア教育コーディネーターの活動成果報告会を開催します ~基調講演では北城恪太郎氏(日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問)に「企業人が学校で授業を行う意義」を語っていただきます~
[2012年2月21日]
近年の若者の早期離職等の問題を踏まえ、若者が社会に出る前段階において、「働くこと」に触れ、勤労観や職業観を育むキャリア教育の必要性が高まっています。
そこで、愛知県ではキャリア教育を推進するため、平成21年度からNPO法人アスクネットに委託し、企業と教育現場の橋渡し役であるキャリア教育コーディネーターを育成するとともに、高等学校への社会人講師の派遣やインターンシップなどを行う「人材育成コーディネート推進事業」(ふるさと雇用再生特別基金事業)を実施してまいりました。
このたび、県民の皆様のキャリア教育とコーディネーターの活動に対するご理解を深めていただくため、下記のとおり成果報告会を開催しますので、参加者を広く募集します。
1 成果報告会の概要
(1)日時
平成24年3月18日(日) 14:00~17:00 (開場13:00)
(一部プログラムは13:00~18:00まで)
(2)場所
ミッドランドホール (ミッドランドスクエア オフィス棟 5階)
名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
(3)定員
250名 (先着順で受付けます)
(4)対象者
広く一般の県民の方を対象としています
(5)参加費
無料
(6)プログラム
ア 基調講演 (14:10~15:20)
<講師> 北城恪太郎(きたしろ・かくたろう)氏
(日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問、経済同友会終身幹事)
<演題> 「なぜ、企業人が学校で授業を行うのか ~働く大人が教育に参加する大切さ~」
イ 事業成果報告 (15:35~17:00)
<説明者> 白上昌子(しらかみ・まさこ)氏 他
(特定非営利活動法人アスクネット代表理事)
<内 容> ◇高等学校への社会人講師の派遣の事例
◇高校生を対象としたインターンシップのサポートの事例
◇小中学生を対象としたモノづくり教室の事例
ウ ポスターセッション&交流会 (13:00~18:00)
<内容> 活動の成果をポスターの形にまとめて会場内に掲示するとともに、教育コーディネーターと来場者の交流を図ります。
2 参加申込方法
下記のWebサイトの申込フォームから入力送信、またはFAXで申込書を送信する。
申込書入手方法:下記URLからダウンロードできます。
3 事業委託先(問合せ先)
特定非営利活動法人アスクネット (担当 高井、柘植)
電話 052-881-4349
FAX 052-881-5567
URL http://www.asknet.org/future/jinzai/
人材育成コーディネート推進事業とは
勤労観や職業観を育むキャリア教育を推進するためには、キャリア教育の協力者である企業と学校現場との連絡調整が不可欠ですが、これには多大な労力を要するため、現場の教員だけで対応していくことは困難で、専任の教育コーディネーターの必要性が高まっています。
このため愛知県では、平成21年度からふるさと雇用再生特別基金を活用し、NPO法人アスクネットに委託し、11名の教育コーディネーターの育成等を行う人材育成コーディネート推進事業を実施してきました。
<主な事業>
1 高等学校への社会人講師派遣:学校の希望する人材を発掘して、講師として派遣。派遣に当たっては不慣れな講師に、プログラム作りや生徒との接し方などのサポートを行いました。
2 高校生を対象としたインターンシップ:学校の枠を超えて、高校生の自由意思で参加できるインターンシップを実施。併せて、インターンシップの体験発表会等も実施しました。
3 小中学生を対象とするモノづくり教室:モノづくりの楽しさ、すばらしさを体感してもらうためイベント会場などでモノづくり教室を実施。地域の産業を知ってもらうため、企業や職人とのふれあいに配慮しました。
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あいち、企業と学校をつなぐキャリア教育コーディネーターの活動成果報告会
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