やっぱり、採算に乗るのは、2メガからだからね。
坂出、三豊にメガソーラー
売電目的 四国初 1000~1200戸分 夏稼働
讀賣新聞より
坂出、三豊両市は13日、両市内に民間企業がそれぞれ出力2000キロ・ワット級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することを明らかにした。全量を四国電力に売電する。四国では四電以外の民間企業もメガソーラーを建設しているが、売電目的では今回が初となる。自然エネルギーで作られた電力の買い取りを電力会社に義務づけた再生可能エネルギー特別措置法が7月に施行されるのに合わせたもので、今後も同様の動きが広がりそうだ。(小野隆明)
2か所のメガソーラーはともに民有地に建設する。合計発電能力は、一般家庭の屋根に設置されている太陽光発電パネルの1000~1200戸分に相当するという。
坂出市では、林田町の塩田跡地約3万2000平方メートルに国際航業ホールディングス(東京)が建設し、7月の稼働を目指す。
同市などによると、この土地は明治期から1971年まで塩田として使われていた。その後閉鎖され、1995年から産業廃棄物の最終処分場として利用されたが、2007年8月に埋め立てが終了していた。
三豊市では、高瀬町の養鶏場とミカン農園の跡地約3万平方メートルでオリックス(東京)が9月から稼働させる。
太陽光発電は雨や曇りになると出力がゼロになる特性があるが、気象庁によると、県内は、日照時間の平年値が2053・9時間で全国11位で、晴れの日が多い。
計画を受け、坂出市の綾宏市長は「市民の環境意識の向上や環境に配慮したまちとしてのイメージ作りにも寄与すると期待している」とコメントした。三豊市の横山忠始市長も「持続できるエネルギーは、あらゆる可能性を求めるべき」と述べ、今後もメガソーラーなど自然エネルギー活用に力を入れていく姿勢を示した。
浜田知事はこの日の記者会見で「気象など好条件が認められた結果。省エネルギー、二酸化炭素削減の観点から望ましい」と進出を歓迎した。県には昨年3月に東京電力福島第一原発が起きて以降、ほかにも企業10社以上から用地についての問い合わせがあるという。産業集積推進室は「日照のほか、近くに送電設備がなければならないといった条件があり、市町と協力して適地の紹介などの面で支援したい」としている。
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坂出、三豊にメガソーラー、売電目的 四国初
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