岩手県、さけふ化場の復旧・復興に向けて
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岩手県では、毎年27の河川から約4億3千万尾のさけの稚魚を放流してきました。
しかし、3月11日の東日本大震災津波により、ふ化場の多くが甚大な被害を受けたため、来年以降、稚魚の放流が大幅に減少することが心配されています。
やや少なめですが、10月になると、例年どおりさけが遡上を始めました。
復旧した河口付近のさけ捕獲場では採卵を進めています。
ふ化場を運営している漁業協同組合では、来年春の稚魚放流に向けたふ化場の応急的な復旧に努めています。
釜石・大槌地区では、8つのふ化場があり、このうち本年度は4ふ化場を復旧させようと関係者が奮闘しています。
現在、ふ化室や飼育池等の工事が進み、卵管理や稚魚飼育の体制が整いつつあります。
国の3次補正予算により、ふ化場の本格的な復旧整備のため、新たな支援制度が創設されました。
沿岸広域振興局水産部では、漁業協同組合に対してこの活用を促進するほか、幅広い支援を行うことにより、いわてのさけ資源の回復に向けて取り組んでいきます。
関連ファイルダウンロード
復旧工事を進めるふ化場(10月)
稚魚を飼育する池も復旧が進む(10月)
津波により跡形もなくなったサケの捕獲場(5月)
復旧を進めるサケの捕獲場(10月上旬)
ほぼ復旧したサケの捕獲施設(10月中旬)
採卵のための親魚を捕獲できました(11月上旬)
採卵作業にも笑みがこぼれます(11月上旬)
電話: 0193-25-2706
沿岸広域振興局水産部
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