来週なんだ。
愛媛県伊方原発3号機の安全評価、来週提出へ 保安院判断受け四電
四電、全国2例目
東日本大震災を受けた原発の緊急安全対策などの報告書が、経済産業省原子力安全・保安院から「不十分」と指摘されていた問題で、同院は11日、四国電力が再提出した報告書を適切と評価したと発表した。これを受け、四電は来週にも定期検査中の伊方原発3号機(伊方町)の再稼働の条件となる安全評価(ストレステスト)結果を保安院に提出する。提出は全国の原発で2例目となる見込み。【中村敦茂】
ストレステストでは、地震、津波などに対し、設計時の想定を上回る安全性の余裕(裕度)をどこまで持っているかを、コンピューターのシミュレーションで評価する。四電は既に実質的に作業を終えており、「準備が整い次第、早急に国に報告したい」としている。また結果については「適切な裕度を確保できている」と自己評価している。
ただ提出後も、再稼働に向けては保安院の内容の審査、原子力安全委員会の確認、政府の政治判断、地元同意といくつものハードルがある。伊方原発では1号機も定検で停止中。唯一稼働している2号機も来年1月中旬には定検に入るが、保安院の審査だけでも数カ月が必要とみられ、3基同時停止の可能性が高まっている。
緊急安全対策などの報告書については、保安院が10月26日、関西電力と日本原燃を除いた四電など11社の報告書を不十分と指摘し、再提出を求めていた。四電は、調査項目が限定的など指摘を受けた5件について再点検し、今月2日に11社の中では最も早く報告書を再提出していた。
ストレステストの結果提出のもう一つの前提となる耐震安全性再評価(バックチェック)の報告書については、四電は今月9日に保安院から「妥当」との評価を受けている。
全国では、関西電力が10月28日に大飯原発3号機(福井県おおい町)のストレステスト結果を第1号として提出した。
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来週?愛媛県伊方原発3号機の安全評価、来週提出へ 保安院判断受け四電
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