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東北電力、今週一週間は東京電力から30万kWの電力融通を受電

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東北電力、今週一週間は東京電力から30万kWの電力融通を受電 サーチナニュースより

2011年09月12日(月) 07:23

  東北電力は2011年9月9日、東京電力から東北電力への電力融通について、同年9月12日から16日までの間、30万kWが行われることを発表した。これは従来東京電力が北海道電力から受電している融通分を、東北電力に譲渡したものである。また気温の上昇などで電力需給が厳しくなる場合、この30万kW以外に全国融通で追加の電力融通を受け取ることも検討している。
  先に【東北・東京電力管轄の電力使用制限令、前倒しで終了】で触れたように、法的根拠に基づいた「電力使用制限令」は今夏においては2011年9月9日付で解除された。しかしその一方、電力需要がかさむ冬までの期間においても、残暑による電力需要の増加のリスクを考慮する必要はある。それに加え、夏期電力需給でひっ迫度の高かった東北電力管轄では7月末の豪雨による被害で、【東北電力の苦悩は続く・水力発電所の復旧状況(9月9日付)】にもある通り9月9日の時点においてですら、水力発電所の大多数が発電力を発揮できないでいるため、需給関係の危うさは東京電力のそれよりもはるかに大きい。
  そこで今回発表のあった通り、従来は余力のより大きい北海道電力から東京電力に向けて融通が行われている電力30万kWについて、「電力使用制限令」解除後もとりあえず一週間(平日のみ)東北電力にその電力を回す形で、電力融通が行われることになった。
  電力使用制限令は解除されたわけだが、例えば去年は9月にも厳しい残暑が襲い、東京電力管轄では8月と9月の最大電力需要がさほど変わらなかったというデータが出ている。
  東北電力管轄では9月は初旬をのぞけば電力需要がかなり落ち込む傾向があり、よほどの残暑で無い限り需給バランスに対する過度の心配は要らないようだ。、しかし供給力の観点では原発に加え水力発電所も大きな影響を受けている以上、気にしておくにこしたことはないだろう。
(情報提供:Garbagenews.com)
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