元ラーメン店主が語る「潰れにくいラーメン」ランキング
ポイント
経営視点から見た「潰れにくいラーメン」ランキング
原価率、集客力、客単価、仕込みの大変さを星1~3で評価
1位は鶏醤油、2位は町中華、3位は煮干ラーメン、4位は二郎系
ラーメン店経営は肉体的負担も大きいので、体力面も考慮して出店ジャンルを決める
詳細
元ラーメン店主で公認会計士の石動龍さんは、ラーメン店の倒産が近年増加していることを指摘。その原因として、原価上昇や消費者の可処分所得の停滞などを挙げている。
そこで石動さんは、金銭面だけでなく肉体的負担も考慮した上で、「潰れにくいラーメン」のジャンルをランキング形式で紹介している。
評価基準
原価率 食材費の割合。星1つが低く、星3つが高い。
集客力と回転数 来店客数と客単価の回転率。星1つが低く、星3つが高い。
客単価 1人当たりの売上高。星1つが低く、星3つが高い。
仕込みの大変さ 調理にかかる時間と労力。星1つが大変で、星3つが楽。
ランキング
1位:鶏醤油ラーメン(星10個)
2位:町中華(星9個)
3位:煮干ラーメン(星8個)
4位:二郎系(星7個)
解説
1位の鶏醤油ラーメンは、原価率が低く、仕込みも比較的楽であることが評価ポイント。近年人気が高まっているジャンルで、客単価も安定している。
2位の町中華は、アルコール類の販売によって客単価を上げることが可能。一方で、仕込みは大変で、長時間労働になりやすいというデメリットもある。
3位の煮干ラーメンは、原価率が高くなっているものの、仕込みは比較的楽で、ラーメン店特有の肉体的負担が少ない。
4位の二郎系は、原価率が高く、仕込みも大変。しかし、集客力と回転数は高く、熱狂的なファンも多い。
まとめ
ラーメン店経営は、金銭面だけでなく肉体的負担も大きい仕事です。開店してから大幅に方向性を変えることは難しいので、出店ジャンルを決める際には、ランキングを参考に、自身の体力面も考慮することが大切です。
石動さんのコメント
ラーメン店経営は面白く、夢のある仕事です。これから飛び込む人は、事前準備を充実させ、思わぬ損失を出さないように気を付けてください。
ラーメン店経営、甘くない!元店主が語る!
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【#プレジデントオンラインより】二郎系、煮干、鶏醬油、町中華…元ラーメン店経営者が「潰れにくい」という視点で順位を付けた結果 金銭面だけでなく、肉体的負担も考慮したほうがいい https://president.jp/articles/-/82830