宇土市にメガソーラー 中国系のスカイ・ソーラー・ジャパン
2012年5月23日 01:34
宇土市役所であったメガソーラーの立地協定書調印式=22日午前11時ごろ、熊本県宇土市
欧州などで太陽光発電所開発を手掛ける中国企業の子会社「スカイ・ソーラー・ジャパン」(東京)が、熊本県宇土市にメガソーラー(出力千キロワット以上の太陽光発電所)を建設する。22日に同市役所で、県や市と立地協定を結んだ。
九州に初進出の同社は「日射量の多い九州でさらなる開発をしたい」としている。
建設地は同市住吉町の市土地開発公社の遊休地(2万5千平方メートル)。同日、年間約500万円の賃料で20年間の賃貸借契約を同公社と交わした。総事業費は約6億円。太陽光パネル約3800枚を設置する。出力は1955キロワット。年間発電量は195万キロワット時で、九州電力に売電する。10月に着工、12月稼働を見込む。
調印式後、同社の陳鋭社長は「自治体や大きな建物の屋上での開発も進めていきたい」と語った。九州で出力合計3万~5万キロワットの開発を目指す。
同社は世界12カ国に支社を持つ「スカイ・ソーラー・ホールディングス」(中国・上海)のグループ会社。国内では茨城県鹿嶋市でメガソーラー開発に携わっている。
=2012/05/23付 西日本新聞朝刊=
詳しくはここから
iPhoneからの投稿
↧
宇土市にメガソーラー 中国系のスカイ・ソーラー・ジャパン
↧