ライフとヤオコーが提携、共同調達やサプライチェーン強化、BCPを検討
食品スーパーで好調の2社が手を組んだ。ライフコーポレーションとヤオコーは2012年5月15日、広範囲で業務提携することで合意した(写真)。
具体的な内容は今後詰めることになるが、両社のバイイングパワーを生かしたPB(プライベートブランド)商品の開発や、商品と資材の共同調達、災害時の相互支援といったBCP(事業継続計画)の強化、食材を加工するプロセスセンターの相互利用などを想定したサプライチェーンの見直し、人材交流などを順次協議していく。
今回の提携はヤオコー側から声をかけた。食品スーパーで売上高1位のライフと、23期連続増収増益のヤオコーという業界の雄が組み、ともに首都圏で店舗網を展開する2社で、お互いのいいところを学び合う。
ヤオコーの川野清巳代表取締役社長は「ライフの『仕組み』には学ぶべき点が多い。当社はこれまで独自路線を貫いてきたが、ともすると井の中の蛙になる。これからはライフと切磋琢磨していきたい」と語った。
なお、両社は資本提携は考えていない。首都圏での出店戦略にも変更はないという。
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