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再生可能エネ3専門家が講演 福井・越前市で勉強会

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再生可能エネ3専門家が講演 福井・越前市で勉強会

福井新聞
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 原子力・エネルギーの安全と今後の在り方を真剣に考える会の第6回勉強会が21日、福井県越前市福祉健康センターで開かれ、風力、太陽光、小水力発電の各専門家が講演した。再生可能エネルギーの供給力の不安定さが指摘される中、日本風力エネルギー学会の勝呂幸男会長は「小規模な発電所を各地に設置することでリスクが分散され、エネルギーの安定につながる」と説いた。

 勝呂氏は風力発電の普及に向け「一番の課題は系統線の強化だ」と説明。大規模な発電所と消費地を結ぶだけでなく、発電所の分散を前提として地域間をつなぐ送電網を構築すべきだとした。

 太陽電池メーカーなどでつくる太陽光発電協会の本多潤一幹事は、任意で出力調整できない太陽光発電は「供給電源としては不便だ」としながらも、「(需要側の)負荷を軽くする意味では限界に達していない」と導入の意義を強調した。

 小水力発電を専門とする上坂博亨富山国際大教授は、県内の中小水力の潜在エネルギーは33・3万キロワットとする環境省のデータを示し「全国でも高い位置にある」と指摘。水の流量や落差から出力を算出し、売電で採算が取れる投資額の上限を割り出す計算式を披露した。

 同会は久野修慈中央大理事長や県内首長らで昨年11月に発足。夏ごろをめどに会の意見をまとめ、政府に提言する予定。





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